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ペットと一緒に - 渡部田鶴子の婚活ノート -

共通の話題も良縁に

2011年1月29日 長野市民新聞掲載

 ペットとともに幸せになりたい。自分の分身のように、子どものようにかわいいペットと一緒で理解してくださる方はいないでしょうか―と相談されることがある。
 昨年成婚のSさんは、ピーターラビットのモデルのアナウサギを生まれてすぐの手のひらに乗るほどのころから飼って2年。一方、紹介した男性のAさんは子供のころ村の農協の勧めで2羽のアンゴラウサギを兄弟で飼い、毛を売つて良い小遣いにしていた。それでも冬場の餌に困ったことや寒さに弱く死なせてしまった悲しい思い出が。さらに2年前に高齢の母亡き後を追うように老猫も死んで悲しみが続いた。2度と生き物は嫌と思っていたのだが、S子さんと付き合ううちにウサギに癒やされ、楽しい毎日。ペット好きの共通の話題からご縁につながった。
 最近、熱帯魚や小鳥、ハムスターなどの動物の飼育を楽しむ女性が増えているようだ。男性の場合は室内用の犬、猫は敬遠することが多く、お見合いまで進みにくい。
 最近決まったケース。B子さんは姉妹を嫁がせた後、子犬と暮らしていたが、犬好きな男性を探してと婚活中だった。疲れて暗い家に帰宅するとつくづく一人は寂しいと感じる。幸い、遠くから車のエンジンの音を聞き分けて鳴いて迎えてくれる愛犬に慰められていた。
 紹介した男性は、一度会ってみようと、彼女の犬と面接。何とか同居できそうだとの見通しになり、B子さんは感謝して、一層しつけに力を入れた。自分の狭いアパートから相手の広い家に移って走り回ったりしたら困ると今からうれしい心配をしている。
 N子さんは婚活5、6年になるが、決まらない。2頭の愛犬は散歩が大好きで、朝夕、自転車の前かごに一頭とリュックにもう一頭を背負って出る。会社員の仕事と犬の世話を両立させているが、世話に明け暮れる毎日は忙しい。
 また、K子さんは4匹の猫と暮らしていて、婚活の条件は猫好きな人という。いつになったら理解者が現れるか、見通しはない。
 こうした例を見ていると、一度、ペット好きの人たちの婚活パーティーでも企画してみるかと本気で考えている。